特定技能には職業選択に関して一定の自由が認められています。技能実習あるいは評価試験で合格した職種以外への転職はできませんが、会社を変わることはできます。このため、採用に慎重な企業が少なくありません。
しかし実際のところ、日本人ほど転職は容易ではありません。特定技能の労働市場では、採用に手間とコストがかかるため、求職者に対して求人数は少なく、買い手市場になっているからです。
契約通りの給与や仕事内容なら彼らが待遇面で不満を抱くことは少ないでしょう。ただし残業代未払いや暴力・暴言など人権侵害が日常的だったり、自分の成長が見通せない職場からは転職を希望するかもしれません。それは日本人と同じですが、上記の理由から日本人よりは我慢してくれそう。
特定技能のみならず人材の離職は企業の隠れた費用負担となっています。当社では生活支援を通して特定技能外国人とのコミュニケーションを絶やさず、不満の芽を見つけ、受入企業と相談する方針です。定着率を高めることも当社の役割と認識しております。
Copyright©2018 Japan HR solutions. All rights reserved.